ちとせの輪とは、千歳の地域コミュニティについて「考えてみたい」「話し合ってみたい」「一緒に何かしてみたい」「良くしていきたい」と感じた、若い世代の方がメンバーとして集まっていて、気軽に話し合いながら、町内会を舞台として「できること」を一緒に考えていくグループです。
千歳市町内会連合会では、町内会が抱える課題(役員の高齢化や担い手不足、活動の停滞‧マンネリ化など)を解決し、町内会活動の活性化を目指す事業として、平成31年度〜令和2年度までの3年間、「町内会活性化支援事業」を実施しました。
町内会の課題に対しては、若い世代の柔軟なアイデアやスキルなどが解決の助けになることから、この事業の一環として、令和元年度に、若い世代の方だけが集まって「地域コミュニティ」について考えるワークショップを開催し、その中でこれからもFacebookで気軽に繋がって、このテーマについて一緒に考えていこうという意見があり、メンバーがゆるく繋がることのできるグループとして「ちとせの輪」ができました。
ちとせの輪では、令和2年度にも引き続きメンバーを増やしながら、定期的にみんなで集まり、地域コミュニティについて語り合う場をもちました。この語り合ったことについて、12月に開催された地域コミュニティセミナーで、「私たちが町内会にできること」として、参加された町内会の方々に提案したところ、大きな反響があり、多くの町内会からちとせの輪と連携したいとの要望がありました。
今後もメンバーを増やし、それぞれの職業や趣味、特技を活かしながら、ちとせの輪が「できること」と町内会の「してほしいこと」とのマッチングを行い、実際の取組を通じて、地域コミュニティを豊かにできるよう活動していく予定です。